RightScale では、Amazon SWF を使ってインフラストラクチャの自動化サービスを推進しています。RightScale の CTO、Thorsten von Eicken 氏はこうコメントします。「Amazon SWF を使うことで、当社のハイレベルなインフラストラクチャ自動化機能の市場投入までの時間が短縮されました。このおかげで、分散ワークフローエンジンの導入に伴う課題について心配することなく、価値の付加に専念できるようになったのです。結果として新機能のリリースを早めることができ、自社でエンジンのメンテナンスを懸念する必要もなくなりました。」
研究者同士のコラボレーションの促進のため、Sage Bionetworks では「シナプス」と呼ばれるオンライン環境を構築しました。シナプスは、臨床ゲノムデータセットをホストし、研究者たちに共同分析用のプラットフォームを提供します。Sage Bionetworks の技術ディレクター、Michael Kellen 氏はこう話します。「Amazon SWF のおかげで、パイプラインの各ステップにおける実際のアクティビティを状態遷移ロジックから切り離し、解析パイプラインの分解を迅速に、しかも秩序だった方法で行えるようになりました。これにより、ソフトウェアエンジニアによる状態遷移ロジックへの取り組みと、研究者によるアクティビティの実行が、すべて同時に実現可能となったのです。」詳細はこちら。
JPL において、Amazon SWF は火星探査機(MER)、極地における炭素貯留に関する脆弱性実験(CARVE)などの複数のミッションの統合部分として利用されています。Amazon SWF によるクラウド上での組織化が可能になったことにより、JPL はその環境内外のリソースを活用し、パブリッククラウドでシームレスにアプリケーションを実行できるようになりました。これにより、JPL のアプリケーションはダイナミックに大規模化され、真に分散された方法で実行可能となったのです。JPL のエンジニアたちは、Amazon SWF を使って火星での作戦実行用の画像処理を行っています。パイプラインの分散実行における、かつてない操作性と可視性が実現されたのです。詳細については、導入事例をお読みください。