概要

Performance Insights では、継続する 7 日間のパフォーマンスデータ履歴を無料で提供します。これは様々な問題のトラブルシューティングを行うのに十分な時間です。Performance Insights の無料利用枠:

  • 7 日間分のパフォーマンスデータ履歴
  • 1 か月あたり 100 万件のリクエスト

長期的なパフォーマンスの傾向を分析するには、有料プランにアップグレードする必要があります。Performance Insights の有料利用枠:

  • 1~24 か月間のパフォーマンスデータ履歴
  • オンデマンド分析により、選択した期間中のパフォーマンスのボトルネックを特定し、次に何をすべきかについてのアドバイスを提供します。
  • 差し迫ったデータベースのパフォーマンスと可用性の問題が重大になる前に通知する、先を見越した推奨事項

料金は下記をご覧ください。

プロビジョニングインスタンスの柔軟な保存

お客様はパフォーマンス履歴の保存期間を 1 か月から 24 か月まで指定することができます。1 か月以上の保存は、プロビジョニングされたインスタンスに対して 1 か月あたり vCPU ごとに料金が発生します。保存期間が長くなると月額料金が高くなり、リージョンによって異なる場合があります

Aurora Serverless v2 インスタンスの柔軟な保存

お客様はパフォーマンス履歴の保存期間を 1 か月から 24 か月まで指定することができます。1 か月以上の保存は、Aurora Serverless v2 インスタンスの 1 か月あたりの Aurora キャパシティーユニット (ACU) ごとに料金が設定されています。保存期間が長くなると月額料金が高くなり、リージョンによって異なる場合があります。

API リクエスト

API 料金の例

次のような例で見てみましょう。DescribeDimensionKeysGetResourceMetrics という RDS Performance Insights への API 2 件へのコールを行うカスタムダッシュボードを作るとします。ダッシュボードは 5 秒ごとにこれら 2 件の API をコールします。つまり以下のような式になります。

  • 2 回の API コール × (30 日 × 24 時間 × 60 分 × 60 秒) ÷ (5 秒) = 1,036,800 API コール。

最初から 100 万回分の API コールは、アカウントごとに無料で、その後、1,000 回ごとに 0.01 USD が課金されます。つまり、この例ではコストは次のように算出されます。

  • ((1,036,800 - 1,000,000) / 1,000) * 0.01 = 0.37 USD/月

5 秒ごとにリフレッシュするカスタムダッシュボードで 2 件のインスタンスをモニタリングした場合、コストは次のようになります。

  • ((2 * 1,036,800 - 1,000,000) / 1,000) * 0.01 = 10.74 USD/月