Babelfish for Aurora PostgreSQL

Diligent は、ガバナンス、リスク、コンプライアンス (GRC) SaaS をリードする企業であり、100 万人以上のユーザーと 70 万人の取締役およびリーダーがより良い意思決定をより迅速に行えるように支援しています。Diligent One Platform は、組織がガバナンス、リスク、コンプライアンス、監査、ESG を含む GRC プラクティス全体を結び付けるのに役立ちます。これにより、複雑なリスクを明確にし、規制の変更を先取りし、影響力のあるインサイトを 1 つの画面にまとめることができます。

「Diligent 製品の大部分は SQL Server データベース上に構築されています。Babelfish のおかげで、SQL Server アプリケーションの Aurora PostgreSQL 互換エディションへの移行を迅速に行うことができ、手動での移行に必要だったデベロッパーの時間を大幅に節約できました。Babelfish を使用すると、Aurora PostgreSQL は SQL Server の方言 (T-SQL) とプロトコルを理解できるため、コードの変更をほとんどまたはまったく行わずに SQL Server アプリケーションを移行できます。また、AWS は Babelfish 機能を無料で提供しています。また、オープンソースのスタンドアロンツールである Babelfish Compass も使用しました。これにより、T-SQL SQL/DDL スクリプトの互換性をすばやく分析できました。Babelfish を使用することで、Diligent の AWS への移行に関連する全体的なインフラストラクチャコストを大幅に削減できました。さらに、Babelfish を使用して Aurora PostgreSQL に移行したことで、Amazon Aurora Serverless v2 を利用するようになりました。Aurora Serverless v2 を活用することで、データベースをモダナイズして自動的にスケールできるようになり、運用上のオーバーヘッドが削減され、バックアップコストが 78% 削減されました」。

Diligent の CTO、Satheesh Ravala 氏

FactSet では、世界中の何万人もの投資専門家が重要な意思決定を行うために必要なデータと分析を提供しています。FactSet では柔軟なデータおよびソフトウェアソリューションを作成しており、同社のテクノロジースタックの一部として Babelfish for Amazon Aurora PostgreSQL 互換エディションを実稼働で活用しています。 

「FactSet では、Babelfish for Aurora PostgreSQL に期待しています。Babelfish は、商用リレーショナルデータベースから Amazon Aurora の PostgreSQL への一連の移行イニシアチブのペースを大幅に加速し、通常のようにすべてのアプリケーションコードを変換する負担なしに、私たちのデータインフラを近代化することができました。その結果、データベースやアプリケーションのチームは、クエリの書き換えではなく、収益を生み出す製品機能に集中できるようになりました」。

FactSet のエンジニアリングシニアディレクター、Wilson Tsai 氏

FundApps は、世界有数の資産運用会社、ヘッジファンド、投資銀行などの金融機関に自動コンプライアンス監視サービスを提供しています。規制遵守をシンプルにするという使命を果たすため、FundApps は AWS 上にサービスを構築しています。これにより、成長を続ける企業のスケーリング需要に費用対効果の高い方法で対応し、イノベーションへの投資能力を最大化すると同時に、二酸化炭素排出量の削減目標を達成できます。 

「Amazon Aurora PostgreSQL 互換エディションの Babelfish のおかげで、アプリケーションに大幅な変更を加えることなく、データベースを最新化して Amazon Aurora Serverless v2 を利用できるようになりました。オープンソースの Babelfish Compass ツールを使用して互換性評価レポートを作成したところ、当社の SQL コマンドの 90% が Aurora PostgreSQL と互換性があることが確認されました。残りのコマンドは簡単な回避策で対処され、数週間以内に完全な移行が可能になりました。Babelfish のおかげで、アプリケーションの大部分を書き直す必要がなくなり、配信までの時間が短縮され、チームは移行ではなく新製品のイノベーションに時間を集中できるようになりました。バックグラウンドサービスの管理には、Aurora サーバーレス v2 を選択しました。バックグラウンドサービスの管理には、需要が急増し、長期間使用されていない状態が続くためです。Aurora サーバーレス v2 では、大量のオーバープロビジョニングを行うことなく、必要に応じてピーク時の需要に合わせてスケールできます。これにより、全体的な利用率の向上、コストの削減、二酸化炭素排出量の削減を実現できます。全体として、自己管理型の MS SQL Server から Aurora PostgreSQL に移行したことで、データベースコストが 60% 以上削減され、リレーショナルデータベースに関連する従来の差別化されていないメンテナンス作業の大部分を行う必要がなくなりました。つまり、当社のエンジニアは、価値ある新製品の開発に投資する時間が増えるということです」。

FundApps の最高技術責任者、Toby O'Rourke 氏