よくある質問
AWS Elemental Live とは何ですか?
AWS Elemental Live はオンデマンドの動画処理システムで、リニアなテレビ放送と新しいメディアプラットフォームでのライブストリーミングのためにリアルタイムの動画、音声エンコーディングを提供します。アプライアンスまたはソフトウェアソリューションは複数の動画出力での同時処理を行い、どのようなデバイスにもライブ動画のエンコーディングとフォーマットに必要な高品質、高効率のパフォーマンスをお届けします。AWS Elemental Live はエンドツーエンドのリアルタイム動画配信ワークフローにシームレスに統合するように作られており、技術要件の変化と共に進化し、収益機会を最大にします。
AWS Elemental Live オンプレミスと、AWS Elemental MediaLive サービスは、どのように使い分ければ良いのですか?
AWS Elemental Live オンプレミスでデプロイして、物理的なカメラとルーターのインターフェイス、マネージド型のネットワークデリバリー、またはネットワーク帯域幅の制約に対応するのが最も良い使用法です。代表例としては、ベースバンド SDI ソースフォーマットで動画を出力するライブカメラを用いるとき、AWS Elemental Live ではそのソースコンテンツを、動画コンテンツをクラウドに上げてさらに処理したり、配信のためにワークフローに通したりする前に、オンプレミスで最も高い質でエンコードできるようになります。オンプレミスのロケーションに限らない動画エンコーディングワークフローについては、クラウドベースの
AWS Elemental MediaLive はライブ動画を AWS Elemental Live と同じ特徴と機能で処理し、AWS のサービスの柔軟性、迅速性、およびスケールを提供するとともに、従量制料金でご利用いただけます。
リアルタイムのライブ動画エンコーディングとは何ですか?
動画処理のワークフローでは、エンコーダーによって動画ストリームが圧縮されます。すなわち、高品質の動画を入力すると、出力される画像の品質をなるべく落とさずに、より小さなサイズの動画が出力されます。あらかじめ録画された動画ファイルの場合でもこの作業は複雑ですが、ライブ動画の場合、動画をリアルタイムで処理する必要があるため、この作業はさらに困難になります。ライブ動画の場合、動画ストリームが中断されないように、きっちり 1 秒間の動画を 1 秒ごとに何の問題もなく生成する能力をエンコーダーが備えている必要があります。
AWS Elemental Live は AWS Elemental MediaConnect と共に動作しますか?
はい、AWS Elemental Live は
MediaConnect を用いてオンプレミスロケーションから AWS クラウドにコンテンツを送信できます。AWS Elemental Live ソフトウェアの最新のリリースでは、MediaConnect フロー ARN (Amazon リソースネーム) を送信先として入力するだけです。ブロードキャストセンターやイベントの場所などから、オンプレミスで発信するライブビデオソースの場合、AWS Elemental Live は高品質かつ高ビットレートの投稿エンコーディングを提供できます。
AWS Elemental MediaPackage で AWS Elemental Live を使用するにはどうすればよいですか?
AWS Elemental Live は、
AWS Elemental MediaPackage を含むさまざまなジャストインタイムパッキング製品と一緒に動作します。AWS Elemental Live の出力を MediaPackage 用に設定するには、MediaPackage でチャネルを作成して宛先アドレスを取得し、HLS WebDAV をお使いの AWS Elemental Live の出力として選択して、宛先アドレスを追加するだけです。MediaPackage では、HLS や DASH などの複数の配信プロトコルの出力グループを作成し、DRM とコンテンツ保護を追加し、ライブのアーカイブウィンドウによって DVR のような機能を利用できます。
AWS Elemental Live では、どのようなコンテンツ取り込みオプションがありますか?
MPEG Transport Stream、HLS、RTMP、SMPTE-2110、SMPTE 2022-6、SDI、および多数のファイル入力形式を含む、幅広い入力形式がサポートされています。
AWS Elemental Live では、どのようなコンテンツ出力オプションがありますか?
AWS Elemental Live は解像度とビットレートの異なる複数ストリームを同時に出力して、複数のターゲットプラットフォームに対応できます。Apple HLS、Microsoft Smooth Streaming、MPEG-DASH プロトコルなどのよく使われるマルチスクリーンフォーマットにストリームをラップし、またコンテンツをベースコンテナに保持してダウンストリームのパッケージングに備えることもできます。さらに、ユニキャストやマルチキャスト MPEG-TS などの放送フォーマットのサポートや、.MOV などのファイルへの直接書き込みで、AWS Elemental Live は高い汎用性を備え、ほとんどどのようなアプリケーションにも適切なものとなっていす。