なぜ Amazon CloudWatch なのか?

Amazon CloudWatch に初期費用や最低利用料金はかかりません。支払いは従量課金制です。その月に使用した分のみ、月末にお支払いいただきます。

無料利用枠

Amazon CloudWatch は無料でお試しいただけます。ほとんどの AWS のサービス (EC2、S3、Kinesis など) は、無料で自動的にメトリクスを CloudWatch に送信します。無料利用枠内で利用できるアプリケーションを多数ご用意しています。AWS 無料利用枠の詳細については、こちらを参照してください。

メトリクス

基本のモニタリングメトリクス (デフォルトで AWS サービスから送信されるメトリクス)

10 メトリクス (カスタムメトリクスと詳細モニタリングメトリクス)

100 万件の API リクエスト (GetMetricData、GetInsightRuleReport、GetMetricWidgetImage は含まれません。これら 3 つのオペレーションは常に課金されます)

ダッシュボード 1 か月あたり最大 50 メトリクスを参照する 3 つのカスタムダッシュボード。さらに、すべての自動ダッシュボードは無料です。
アラーム 10 アラームメトリクス (メトリクスを直接リストアップし、Metrics Insights クエリを使用しない標準解像度アラームにのみ適用されます)
ログ

5 GB データ (取り込み、ストレージのアーカイブ、Logs Insights クエリによってスキャンされたデータ)

1 か月あたり 1,800 分の Live Tail の使用 (約 1 時間/日)

CloudWatch Logs 向け Contributor Insights

1 か月あたり 1 個の Contributor Insights ルール

ルールに一致する毎月最初の 100 万回のログイベント

Application Signals 初回の無料トライアルには、アカウントごとに 1 億のシグナルまたは 3 か月間の無料使用が含まれます (いずれかの数/期限に達するまで)
Synthetics 1 か月あたり 100 回の Canary 実行
Evidently 初回の無料トライアルには、アカウントごとに 300 万の Evidently イベントと 1000 万の Evidently 分析ユニットが含まれます
RUM 初回の無料トライアルには、アカウントごとに 100 万件の RUM イベントが含まれます
クロスアカウントオブザーバビリティ ソースアカウントからモニタリングアカウントに送信される最初のトレースコピー

初期費用や最低利用料金はかかりません。支払いは従量課金制で、その月に使用した分のみ、月末にお支払いいただきます。

注意: 料金はリージョンごとに異なります。AWS 料金見積りツールを使って、月間の請求額をお見積りいただけます。 

  • ログ
  • メトリクス
  • ダッシュボード
  • アラーム
  • Contributor Insights
  • Application Signals
  • Synthetics
  • RUM
  • Evidently
  • Internet Monitor
  • Network Monitor
  • Container Insights
  • オブザーバビリティが拡張されていない Container Insights

    Amazon EKS および Kubernetes のクラスターおよびサービスレベルで集計されたメトリクスについては、オブザーバビリティが拡張されていない Amazon CloudWatch Container Insights を使用できます。料金について理解するには、以下の Amazon EKS 用にオブザーバビリティが拡張されていない Container Insights の例をご覧ください。

    ECS 用 Container Insights

    Container Insights は、クラスターレベルとサービスレベルで集計されたメトリクスを提供することで、Amazon ECS モニタリング機能を提供します。料金の例については、以下の Amazon ECS 用 コンテナインサイト の例を参照してください。

  • クロスアカウントオブザーバビリティ
  • クロスアカウントオブザーバビリティ

    CloudWatch の統合観測機能に追加されたクロスアカウント観測機能では、モニタリングアカウントとソースアカウントという 2 つのアカウントカテゴリが導入されています。詳細は、クロスアカウントオブザーバビリティ関するドキュメントをご覧ください。

    クロスアカウントオブザーバビリティでは、ログやメトリクスの追加料金が発生しません。CloudWatch は、最初のモニタリングアカウントに保存された最初のトレースコピーを追加料金なしで提供します。追加のモニタリングアカウントに送信されたトレースコピーは、AWS X-Ray の料金に基づいて、記録されたトレースのソースアカウントに請求されます。CloudWatch Dashboards、アラーム、Logs Insights クエリなど、モニタリングアカウントで使用する機能については、CloudWatch の標準料金が適用されます。

     

料金の例

注: ここで示す料金の値は一例です。各リージョンの最新の料金情報については、[料金] タブをご覧ください。

  • 詳細モニタリングとして EC2 インスタンスから送信されるメトリクスの数は、EC2 インスタンスタイプによって異なります。この例では、7 つのメトリクスと仮定します。

    アプリケーションが、5 つの Amazon EC2 インスタンスで、24 時間 365 日、1 か月で 30 日間アプリケーションを実行し、すべてのインスタンスで EC2 の詳細モニタリングを有効にした場合、料金は以下のようになります。

    メトリクスの合計数 = インスタンスあたり 7 メトリクス x 5 インスタンス = 35 メトリクス

    CloudWatch メトリクスの月額料金 (カスタムメトリクスあたり 0.30 USD) = 35 x 0.30 USD = 10.50 USD

    CloudWatch の月額料金 = 1 か月あたり 10.5 USD


    メトリクスの合計数が 10,000 を超えると、ボリューム料金が適用されます。詳細については、メトリクスの料金を参照してください。

  • 1 時間あたり 2,000 の受信リクエストを受け取るアプリケーションがあり、10% のサンプリング率を使用している場合、ソースアカウント X に記録されるトレースは次のようになります。

    1 か月あたりのトレース記録件数 = 1 時間あたり 2,000 リクエスト x 24 時間 x 31 日 x 10% = 148,800 トレース

    1 か月あたりの有料トレース記録件数 = 148,800 トレース – 無料利用枠の 100,000 トレース = 48,800 トレース

    月間トレース記録料金 = 48,800 トレース × 0.000005 USD = 0.244 USD

    ソースアカウント X のトレースをモニタリングアカウント Y とクロスアカウント観測機能で共有すると、モニタリングアカウント Y にトレースのコピーが作成され、追加費用は発生しません。したがって、月額請求額は以下のようになります。

    ソースアカウント X に記録された月次のトレース請求書 = 0.244 USD
    モニターアカウントに記録された月次のトレース請求書 Y = 0 USD

    ソースアカウント X からの同じトレースを 2 番目のモニタリングアカウント (モニタリングアカウント Z とします) と共有したい場合、これはトレースの追加コピーを作成します。この場合、お客様のソースアカウントであるアカウント X に、この追加コピーの料金が課金されます。つまり、ソースアカウント X の最終的な請求額は、次のようになります。

    ソースアカウント X に記録された月次のトレース請求書 = 0.244 USD+
    モニタリングアカウント Z の 148,800 秒のトレースコピー × 0.000005 USD = 0.244 USD + 0.744 USD = 0.988 USD
    モニターアカウントに記録された月次のトレース請求書 Y = 0 USD
    モニターアカウント Z に記録された月次のトレース請求書 = 0 USD

  • 51,000 個の Amazon EC2 インスタンスで、24 時間 365 日 (1 か月を 30 日とする) アプリケーションを実行し、PutMetricData API を使用して 5 個のカスタムメトリクスをパブリッシュした場合、料金は以下のようになります。

    メトリクスの合計数 = インスタンスあたり 5 メトリクス x 51,000 インスタンス = 255,000 メトリクス
    最初の 10,000 個のカスタムメトリクス (1 個あたり 0.30 USD) = 10,000 x 0.30 USD = 3,000 USD
    10,001~250,000 個のカスタムメトリクス (1 個あたり 0.10 USD) = 240,000 x 0.10 USD = 24,000 USD
    250,001~255,000 個のカスタムメトリクス (1 個あたり 0.05 USD) = 5000 x 0.05 USD = 250 USD
    CloudWatch カスタムメトリクスの月額料金 = 3,000 USD + 24,000 USD+ 250 USD = 1 か月あたり 27,250 USD

    API リクエストの合計数 = 51,000 インスタンス x (43,200 分 / 5 分) = 440,640,000 リクエスト
    最初の 1,000,000 件の API リクエスト = 0 USD
    1,000,001~440,640,000 件までの API リクエスト = 439,640,000 / 1,000 x 0.01 USD = 4,396.40 USD

    CloudWatch の月額料金 = 27,250 USD + 4,396.40 USD = 31,646.40 USD

  • お客様の S3 バケットに 5 つの有効なレプリケーションルールがあり、各ルールに対して S3 メトリクスおよび通知が有効、または S3 Replication Time Control (RTC) が有効な場合、請求は次のようになります。

    レプリケーションメトリクスの総数 = レプリケーションルールごとに 4 メトリクス x 5 レプリケーションルール = 20 レプリケーションメトリクス
    最初の 10,000 のカスタムメトリクス (1 メトリクスあたり 0.30 USD) = 20 x 0.30 = 6.00 USD

    CloudWatch の月額料金 =6.00 USD/1 か月

    (注: S3 レプリケーションメトリクスでは、API リクエストの料金はかかりません。)

  • ウェブアプリケーションのアクセスログを使用し、HTTP 2xx、3xx、4xx のレスポンスコードを 24 時間 365 日 (1 か月を 30 日とする) モニタリングする場合 (取り込まれたログデータ 1 GB を送信して HTTP レスポンスをモニタリングし、そのデータを 1 か月間アーカイブする方法による)、料金は以下のようになります。

    取り込まれたログの月額料金
    取り込まれたログデータの合計 = 1 GB x 30 日 = 30 GB
    0~5 GB = 0 USD
    5~30 GB = 0.50 USD * 25 = 12.50 USD

    モニタリングの月額料金
    CloudWatch メトリクス 3 個 (1 個あたり 0 USD) = 3 x 0 USD = 0 USD

    アーカイブされたログの月額料金 (データが 6 GB に圧縮される場合)
    0~5 GB = 0 USD
    5~6 GB = 0.03 USD x 1 = 0.03 USD

    CloudWatch の月額料金 = 12.50 USD + 0 USD + 0.03 USD = 12.53 USD

  • AWS 無料利用枠では、1 か月あたり 1,800 分の Live Tail セッションの使用が可能です。その後は 1 分あたり 0.01 USD をお支払いいただきます。

    Live Tail を使用して、1 か月で 1,000 分間、リアルタイムでログを調べて分析する場合、毎月の料金は次のようになります。

    Live Tail の月額利用料金
    Live Tail の合計使用量 (分) = 1,000
    0 分から 1,000 分 = 0 USD

    Live Tail の月額料金 = 0 USD

    Live Tail を使用して、1 か月に 20,000 分間、リアルタイムでログを調べて分析する場合、毎月の料金は次のようになります。

    Live Tail の月額利用料金
    Live Tail の合計使用量 (分) = 20,000
    0 分から 1,800 分 = 0 USD
    1,801 分から 20,000 分 = 0.01 USD x 18,200 分 = 182 USD

    Live Tail の月額料金 = 182 USD

  • 取り込まれた VPC フローログを CloudWatch Logs に 1 か月あたり 72 TB 送信する VPC をモニタリングし、そのデータを 1 か月間アーカイブする場合、料金は以下のようになります。

    ログ取り込みの月額料金
    0~10 TB (0.50 USD/GB) = 10 x 1,024 x 0.50 USD = 5,120.00 USD
    10~30 TB (0.25 USD/GB) = 20 x 1,024 x 0.25 USD = 5,120 USD
    30~50 TB (0.10 USD/GB) = 20 x 1,024 x 0.10 USD = 2,048 USD
    50~72 TB (0.05 USD/GB) = 22 x 1,024 x 0.05 USD = 1,126.40 USD
    取り込みの合計料金 = 5,120 USD + 5,120 USD + 2,048 USD + 1126.40 USD = 13,414.40 USD

    ログアーカイブの月額料金 (ログデータが 30 TB まで圧縮される場合)
    30 TB (0.03 USD/GB) = 30 x 1024 x 0.03 = 921.6 USD

    CloudWatch の月額料金 = 13,414.40 USD + 921.6 USD = 14,336 USD

    注: ボリューム利用枠は毎月の初めにリセットされます

     

  • 取り込まれた VPC フローログをオプションの Apache Parquet 形式で 1 か月あたり 72 TB 直接 S3 に送信する VPC をモニタリングし、そのデータを 1 か月間アーカイブする場合、料金は以下のようになります。

    ログ取り込みの月額料金
    0~10 TB (0.25 USD/GB) = 10 x 1,024 x 0.25 USD = 2,560.00 USD
    10~30 TB (0.15 USD/GB) = 20 x 1,024 x 0.15 USD = 3,072.00 USD
    30~50 TB (0.075 USD/GB) = 20 x 1,024 x 0.075 USD = 1,536.00 USD
    50~72 TB (0.05 USD/GB) = 22 x 1,024 x 0.05 USD = 1,126.40 USD
    取り込みの合計料金 = 2,560 USD + 3,072 USD + 1,536 USD + 1,126.40 USD = 8,294.40 USD

    Apache Parquet 形式変換の月額料金 (オプション)
    72TB (0.03 USD/GB) = 72 x 1,024 x 0.03 USD = 2,211.84 USD

    ログアーカイブの月額料金 (ログデータが 6.5 TB まで圧縮される場合)* *
    6.5 TB (0.023 USD/GB) = 6.5 x 1,024 x 0.023 = 153.01 USD

    月額料金 = 8,294.40 USD + 153.01 USD + 2,211.84 USD = 10,659.25 USD

    注: ボリューム利用枠は毎月の初めにリセットされます

  • このシナリオでは、支払い処理アプリケーションから 1 日あたり 1 GB のログデータを収集するロググループに対して、継続的なデータ保護を有効にしています。

    取り込まれたログの月額料金
    取り込まれたログデータの合計 = 1 GB × 30 日 = 30 GB
    ログデータ取り込み料金 (0~5 GB) = 0 USD
    ログデータ取り込み料金 (5~30GB) = 0.50 USD × * 25 = 12.50 USD

    機密データのスキャン、検出、マスキングにかかるデータ保護料金
    データ保護でスキャンされたログデータの合計 = 1GB × 30 日 = 30GB
    スキャンしたログデータの料金 = 1 GB あたり 0.12 USD × 30GB = 3.60 USD

    アーカイブされたログの月額料金 (データが 6 GB に圧縮される場合)
    0〜5 GB の料金 = 0 USD
    5 GB~6 GB の料金 = 0.03 USD × 1 GB = 0.03 USD

    CloudWatch の月額料金 = 12.50 USD + 3.60 USD + 0.03 USD = 16.13 USD
     

  • この例では、料金設定リージョンを米国東部 (バージニア北部) として考えています。取り込まれた 72 TB の VPC フローログを直接 Amazon Kinesis Data Firehose に月々送信する VPC をモニタリングしている場合、料金は以下のようになります。

    ログ配信の月額料金
    0~10 TB (0.25 USD/GB) = 10 x 1,024 x 0.25 USD = 2,560.00 USD
    10~30 TB (0.15 USD/GB) = 20 x 1,024 x 0.15 USD = 3,072.00 USD

    30~50 TB (0.075 USD/GB) = 20 x 1,024 x 0.075 USD = 1,536.00 USD
    50~72 TB (0.05 USD/GB) = 22 x 1,024 x 0.05 USD = 1,126.40 USD

    配信料金の合計 = 2,560 USD + 3,072 USD + 1,536 USD + 1126.40 USD = 8,294.40 USD

    KDF 取り込みの月額料金
    VPC に処理される 1 GB あたり = 72 x 1,024 x 0.13 USD = 9584.64 USD

    合計月額料金 = 8,294.40 USD + 9,584.64 USD = 17,879.04 USD

    Amazon CloudWatch の異常検知を 10 の標準解像度メトリクスで有効にした場合

    注: ボリューム利用枠は毎月の初めにリセットされます

  • 1 か月あたり 10 個の標準解像度メトリクスで Amazon CloudWatch 異常検出を有効にし、そのうち 5 個のメトリクスについてのみアラームを発出する場合は、5 個の標準解像度異常検出アラームを作成します。月額料金は、次のように計算されます。

    標準解像度異常検出アラームの総数 = 5

    アラームは、アラームごとのメトリクス数に基づいて請求されます。すべての異常検出アラームについて、アラームごとに 3 つの標準解像度のメトリクスがあります。1 つ目は評価される実際のメトリクス、2 つ目は予想される動作の上限、3 つ目は予想される動作の下限です。

    1 つの標準解像度異常検出アラーム = 0.10 USD * アラームごとに 3 つの標準解像度のメトリクス = 0.30 USD/1 か月

    5 つの標準解像度の異常検出アラーム = 標準解像度異常検出アラームあたり 0.30 USD * 5 つのアラーム = 月あたり 1.50 USD

    CloudWatch の月額料金 = 1.50 USD/1 か月

    ここに表示している料金の値は、米国東部リージョンの場合です。各リージョンの最新の料金情報については、[料金] タブをご覧ください。異常検出は現在、すべての商用 AWS リージョンで利用可能になりました。

  • Container Insights は、クラスターレベルとサービスレベルで集計されたメトリクスを提供することで、Amazon ECS モニタリング機能を提供します。10 個の Amazon EC2 インスタンス、50 個の平均的な実行中のコンテナ、20 個の一意のタスク名、5 個の一意のサービス名を含む 1 個のコンテナクラスターをモニタリングする場合、コストは次のようになります。


    CloudWatch メトリクス
    各クラスター、タスク、サービスに関してレポートされるメトリクスの数は、事前に定義されています。各クラスターでは 8 個、各タスクでは 6 個、各サービスでは 11 個のメトリクスがレポートされます。CloudWatch メトリクスは、タスクおよびサービスごとにその名前に基づいて集計されます。実行中のインスタンスの数を増やしても、CloudWatch メトリクスの生成数に影響はありません。CloudWatch メトリクスはすべて 1 時間単位で比例配分されます。この例では、データポイントが 1 か月間レポートされると仮定しています。

    クラスターあたりの CloudWatch メトリクスの数 (月間)

    = 8 個のクラスターメトリクス + (6 個のタスクメトリクス * 20 個の一意のタスク名) + (11 個のサービスメトリクス * 5 個の一意のサービス名)
    = 8 + (6 * 20) + (11 * 5)
    = 183 CloudWatch メトリクス

    CloudWatch メトリクスの月額コスト = 0.30 USD (最初の 10,000 メトリクスにおけるメトリクスあたりのコスト) × 183 (メトリクス数) = 54.90 USD。

    メトリクスの合計数が 10,000 を超えると、ボリューム料金が適用されます。詳細については、メトリクスの料金を参照してください。

    Amazon ECS では、クラスター、サービス、タスク、およびコンテナごとに取り込まれるログの推定平均サイズが適用されます。各クラスターは 0.0179 GB のログを報告し、すべてのサービスは 0.02769 GB のログを報告し、すべてのタスクは 0.06288 GB のログを報告し、すべてのコンテナは 1 か月あたり平均 0.04159 GB のログを報告します。

    ログ取り込みのコストは、クラスター、コンテナ、ポッド、サービス、インスタンス名、ラベルなどに使われる名前によって変わります。

    取り込む CloudWatch Logs の月間 GB = (1 個のクラスター * 0.0179 GB) + (5 個のサービス * 0.02769 GB) + (20 個のタスク * 0.06288 GB) + (50 個のコンテナ * 0.04159 GB) = 3.49 GB/月

    ログ取り込み月額料金 = 取り込んだログ 1 GB あたり 0.50 USD * CloudWatch Logs としてのパフォーマンスイベント 3.49 GB = 月額 1.75 USD

    月間 CloudWatch 料金 = 54.90 USD + 1.75 USD = 月額 56.65 USD。

    ここに示す料金の値は、米国東部 (バージニア北部) AWS リージョンに基づいています。お使いのリージョンの料金情報を参照してください。

    コンテナログを使用している場合、Container Insights はフィルタリングを有効にするために必要なメタデータとして、ログ行ごとに 700 バイトを追加します。コンテナログは、引き続き CloudWatch のログ取り込みとログストレージの標準料金に基づいて課金されます。

  • 1/Amazon EKS 用オブザーバビリティが強化された Container Insights

     オブザーバビリティが強化された Container Insights を使用する場合、コンテナ環境全体の観測数に基づいて課金されます。ここで、取り込まれる観測の総数は、コンテナの設定 (コンテナコンポーネントの数など) によって異なります。10 ノード、1 つの名前空間、5 つの一意のサービス名、16 のワークロード、20 のポッド、20 のコンテナを含む 1 つのクラスターを監視し、1 か月分のデータポイントが報告されるセットアップを想定します。

    EKS コンテナコンポーネントごとに、1 分あたりに取り込まれる観測値の平均数があります。各クラスターは 1,720 個の観測値を報告し、各ノードは 68 個の観測値を報告し、すべての名前空間は 2 個の観測値を報告し、すべてのサービスが 2 個の観測値を報告し、すべてのワークロードが 7 個の観測値を報告し、すべてのポッドが 130 個の観測値を報告し、各コンテナが 1 分あたり平均 21 個の観測値を報告します。

    モニタリング料金は以下のとおりです。
    Container Insights による観測の総数 (月間)
    = [(1 個のクラスター * 1,720 回の観測) + (10 個のノード * 68 回の観測) + (1 個の名前空間 * 2 回の観測) + (5 個のサービス * 2 回の観測) + (16 個のワークロード * 7 回の観測) + (20 個のポッド * 130 回の観測) + (20 個のコンテナ * 21 回の観測)] * 60 分 * 24 時間 * 30 日
    = [1,720 + 680 + 2 + 10 + 112 + 2,600 + 420] * 43,200 分/月 = 月あたりの観測数 239,500,800

    Container Insights の月次請求額 = 239,500,800 * 0.21 USD/100 万回の観測 = 50.30 USD


    1 か月あたりの観測数が 10 億を超えると、ボリューム料金がそれぞれ適用されます。

    さらに、すべてのコンテナログはデフォルトで収集されます。Container Insights では、フィルタリングを有効にするために必要なメタデータとして、ログ行あたり 700 バイトが追加されます。コンテナログは、引き続き CloudWatch のログ取り込みとログストレージの標準料金に基づいて課金されます。 

    2/Amazon EKS および Kubernetes 用オブザーバビリティが強化されていない Container Insights

    10 個のノードまたは Amazon EC2 インスタンス、20 個のポッド、5 個の一意のサービス名、および 1 個の名前空間を含む 1 個のコンテナクラスターをモニタリングする場合、集計されたクラスターとサービスレベルのメトリクスに対する料金は次のようになります。

    CloudWatch メトリクス
    各クラスター、ノード、ポッド、サービスに関してレポートされるメトリクスの数は、事前に定義されています。各クラスターでは 24 個、各ノードでは 8 個、各ポッドでは 9 個、各サービスでは 6 個のメトリクスがレポートされます。CloudWatch メトリクスはポッド、サービス、名前空間ごとにその名前に基づいて集計されます。実行中のインスタンスの数を増やしても、CloudWatch メトリクスの生成数に影響はありません。CloudWatch メトリクスはすべて 1 時間単位で比例配分されます。この例では、データポイントが 1 か月間レポートされると仮定しています。

    クラスターあたりの CloudWatch メトリクスの数 (月間)
    = 24 個のクラスターメトリクス + (10 個のノードまたは EC2 インスタンス * 8 個のノードメトリクス) + (20 個の一意のポッド名 * 9 個のポッドメトリクス * 1 個の名前空間) + (5 個の 一意のサービス名 * 6 個のサービスメトリクス * 1 個の名前空間) + (1 個の一意の名前空間 * 6 個の名前空間メトリクス)
    = 24 + (10 * 8) + (20 * 9 * 1) + (5 * 6 * 1) + (1 * 6) = 320 CloudWatch メトリクス

    CloudWatch メトリクスの月額料金 = 0.30 USD (最初の 10,000 メトリクスにおけるメトリクスあたり料金) * 320 メトリクス = 96 USD

    メトリクスの合計数が 10,000 を超えると、ボリューム料金が適用されます。詳細については、メトリクスの料金を参照してください。

    CloudWatch Logs
    この例では、EKS コンテナコンポーネントごとの 1 か月あたりに取り込む Kubernetes ログの平均サイズを次のように仮定しています。すべてのクラスターは 0.01621 GB のログを報告し、すべての名前空間は 0.0185 GB のログを報告し、すべてのサービスは 0.02182 GB のログを報告し、すべてのノードは 0.21365 GB のログを報告し、すべてのポッドは 1 か月あたり平均 0.45845 GB のログを報告します。

    ログ取り込みのコストは、クラスター、コンテナ、ポッド、サービス、インスタンス名、ラベルなどに使われる名前によって変わります。

    取り込む CloudWatch Logs の月間 GB = (1 個のクラスター * 0.01621 GB) + (1 個の名前空間 * 0.0185 GB) + (5 個のサービス * 0.02182 GB) + (10 個のノード * 0.21365 GB) + (20 個のポッド * 0.45845 GB) = 11.45 GB/月

    ログ取り込みの月額料金 = 取り込んだログ 1 GB あたり 0.50 USD * CloudWatch Logs としてのパフォーマンスイベント 11.45 GB = 月額 5.73 USD

    月間 CloudWatch 料金 = 96 USD + 5.73 USD = 月額 101.73 USD

    ここに示す料金の値は、米国東部 (バージニア北部) AWS リージョンに基づいています。お使いのリージョンの料金情報を参照してください。

    コンテナログを使用している場合、Container Insights はフィルタリングを有効にするために必要なメタデータとして、ログ行ごとに 700 バイトを追加します。コンテナログは、引き続き CloudWatch のログ取り込みとログストレージの標準料金に基づいて課金されます。 

  • API (Amazon API Gateway を使用)、10 個のノードまたは Amazon EC2 インスタンスを含む 1 個のコンテナクラスター、20 個のポッド、5 個の一意のサービス名、1 個の名前空間、3 個の Lambda 関数、1 個の DynamoDB テーブルを含むアプリケーションをモニタリングする場合、料金は次のようになります。

    CloudWatch メトリクス
    API、Lambdas、および DynamoDB: これらの AWS サービスのメトリクスは追加料金なしで利用できます。

    Kubernetes: 例 7 で説明したように、クラスター、ノード、ポッド、およびサービスごとにレポートされる定義済みのメトリック数があります (詳細については、AWS 上の Kubernetes を参照してください)各クラスターでは 24 個、各ノードでは 8 個、各ポッドでは 9 個、各サービスでは 6 個のメトリクスがレポートされます。CloudWatch メトリクスはポッド、サービス、名前空間ごとにその名前に基づいて集計されます。実行中のインスタンスの数を増やしても、CloudWatch メトリクスの生成数に影響はありません。CloudWatch メトリクスはすべて 1 時間単位で比例配分されます。この例では、データポイントが 1 か月間レポートされると仮定しています。

    クラスターあたりの CloudWatch メトリクスの数 (月間)
    = 24 個のクラスターメトリクス + (10 個のノードまたは EC2 インスタンス * 8 個のノードメトリクス) + (20 個の一意のポッド名 * 9 個のポッドメトリクス * 1 個の名前空間) + (5 個の 一意のサービス名 * 6 個のサービスメトリクス * 1 個の名前空間) + (1 個の一意の名前空間 * 6 個の名前空間メトリクス)
    = 24 + (10 * 8) + (20 * 9 * 1) + (5 * 6 * 1) + (1 * 6) = 24 + 80 + 180 + 30 + 6 = 320 CloudWatch メトリクス

    CloudWatch メトリクスの月額料金 = 最初の 10,000 メトリクスにおけるメトリクスあたり 0.30 USD * 320 メトリクス = 96 USD。メトリクスの合計数が 10,000 を超えると、ボリューム料金が適用されます。詳細については、メトリクスの料金を参照してください。

    CloudWatch Logs
    API と Lambdas: CloudWatch で取り込まれた API Gateway ログまたは Lambda ログの場合、ログ取り込み月額料金 = 取り込まれたログ 1 GB あたり 0.50 USD * CloudWatch Logs としてのパフォーマンスイベント 50 GB = 25 USD/1 か月。

    AWS X-Ray
    1 時間あたり 2,000 件の受信リクエストを受け取るアプリケーションを使用していて 10% のサンプリングレートを使用している場合、料金は以下のように計算されます。

    記録されたトレース
    1 か月あたりのトレース記録件数 = 1 時間あたり 2,000 リクエスト x 24 時間 x 31 日 x 10% = 148,800 トレース
    1 か月あたりの有料トレース記録件数 = 148,800 トレース – 無料利用枠の 100,000 トレース = 48,800 トレース
    トレース記録の月額料金 = 48,800 トレース * 0.000005 USD = 0.24 USD

    さらに、キャプチャしたデータの 1 時間ごとにスキャンするクリエを 100 回実行し (200 トレース)、クエリ 1 回につき 50 kw ンのトレースのフルトレースデータを取得すると仮定します。

    取得およびスキャンされたトレース
    1 か月あたりのトレースのスキャン件数 = 100 クエリ x 1 時間あたり 200 トレース x 31 日 = 620,000 トレース
    1 か月あたりのトレースの取得件数 = 100 クエリ x 1 クエリあたり 50 トレース x 31 日 = 155,000 トレース
    1 か月あたりのトレースの取得/スキャンの合計件数 = 155,000 トレース + 620,000 トレース = 775,000 トレース
    AWS X-Ray で毎月取得またはスキャンされる最初の 1,000,000 個のトレースが無料となるため、775,000 個のトレースの取得およびスキャンに要する費用が 0 USD となります。

    AWS X-Ray の月額利用料金は合計 0.24 USD となります。

    モニタリングの月額料金 = 96 USD + 25 USD + 4.23 USD + 0.24 USD = 125.47 USD/ 月

    ここに示す料金の値は、米国東部 (バージニア北部) AWS リージョンに基づいています。お使いのリージョンの料金情報をご参照ください。
     

  • 1 か月あたり 2,250 億の CloudWatch Logs へのログイベントがある Amazon VPC フローログをモニタリングし、これらのログイベントの 100%、50%、10% にそれぞれ一致する 3 つの Contributor Insights ルールがある場合、料金は以下のようになります。

    ルールの料金
    ルールの総数 = 3 ルール
    最初の Contributor Insights ルール = 0 USD
    2つの Contributor Insights ルール (ルールあたり 0.50 USD) = 1.00 USD

    一致したログイベント
    一致したログイベントの総数 = (225B * 100%) + (225 * 50%) + (225B * 10%) = 225B + 112.5B + 22.5B = 360 億
    0 から 100 万の一致したログイベント = 0 USD
    1M から 360B に一致したログイベント = 359,999M * 0.02 USD = 7,200 USD

    CloudWatch の月額料金 = 1.00 USD + 7,200 USD = 7,201 USD

  • Application Signals:

    1 分あたり 25,000 件のリクエスト (インバウンドサービスリクエスト) を受信するアプリケーションをモニタリングし、インバウンドリクエスト 1 件につき、アプリケーションが依存関係に 2 回リクエスト (アウトバウンド依存関係リクエスト) を実行する場合、料金は次のようになります。

    インバウンドサービスリクエストのアプリケーションシグナル: 25,000 リクエスト/分 * 43,800 分/月 = 1,095,000,000 アプリケーションシグナル/月

    アウトバウンド依存関係リクエストのアプリケーションシグナル:1 分あたり 25,000 リクエスト x 2 アウトバウンド依存関係リクエスト x 1 か月あたり 43,800 分 = 1 か月あたり 2,190,000,000 アプリケーションシグナル

    リクエストからのアプリケーションシグナルの合計 = 1,095,000,000 + 2,190,000,000 = 3,285,000,000 アプリケーションシグナル/月

    サービスレベル目標 (SLO):

    各サービスレベル目標 (SLO) は、SLI メトリクス期間ごとに 2 つのアプリケーションシグナルを生成します。SLI メトリクス期間が 1 分の SLO を 10 個、SLI メトリクス期間が 5 分の SLO を 10 個、SLI メトリクス期間が 10 個の SLO を 10 個作成した場合、アプリケーションシグナルの総数は次のようになります。

    SLI メトリクス期間が 1 分の SLO のアプリケーションシグナル: (10 個の SLO * 2 個のアプリケーションシグナル * 43,800 分/月) / 1 分の SLI メトリクス期間 = 876,000 アプリケーションシグナル/月

    SLI メトリクス期間が 5 分の SLO のアプリケーションシグナル: (10 個の SLO * 2 個のアプリケーションシグナル * 43,800 分/月) / 5 分の SLI メトリクス期間 = 175,200 アプリケーションシグナル/月

    SLI メトリクス期間が 10 分の SLO のアプリケーションシグナル: (10 個の SLO * 2 個のアプリケーションシグナル * 43,800 分/月) / 10 分の SLI メトリクス期間 = 87,600 アプリケーションシグナル/月

    SLO からのアプリケーションシグナルの総数: 876,000 + 175,200 + 87,600 = 1,138,800 アプリケーションシグナル/月

    リクエストと SLO からのアプリケーションシグナルの総数 = 3,285,000,000 + 1,138,800 = 3,286,138,800 アプリケーションシグナル/月

    アプリケーションシグナルの合計料金:
    最初の 1 億シグナル * 1.50 USD / 100 万アプリケーションシグナル = 150 USD
    次の 9 億シグナル * 0.75 USD / 100 万アプリケーションシグナル / 月 = 675 USD
    残りの 2,286,138,800 シグナル * 0.30 USD / 100 万アプリケーションシグナル / 月 = 685.84 USD

    アプリケーションシグナルと SLO の合計料金 = 150 USD + 675 USD + 685.84 USD = 1,510.84 USD/月

    X-Rayトレース:

    デフォルトでは、アプリケーションシグナルの実装時に、X-Ray トレースは 5% のサンプリングレートで有効になっています。このデフォルトのトレースレートは、オプションで高くまたは低く調整できます。

    1 分あたり 25,000 リクエスト (インバウンドサービスリクエスト) を受信する 1 つのアプリケーションをモニタリングし、デフォルトの 5% のサンプリングレートを使用している場合、トレース料金は次のようになります。

    保存されたトレース:

    1 か月あたりに保存されるトレース = 25,000 リクエスト/分 * 43,800 分/月 * 5% のサンプルレート = 54,750,000 トレース/月

    課金対象のトレースの保存 = 保存される 54,750,000 トレース – 無料利用枠の 100,000 トレース = 54,650,000 トレースの保存/月

    トレースの保存料金 = 54,650,000 トレースの保存 * 0.000005 USD = 273.25 USD/月

    さらに、1 日に 100 件のクエリを実行し、各クエリが最後の 1 時間のデータキャプチャ (75,000 トレース) をスキャンし、1 回のクエリにつき 50 件のトレースの完全なトレースデータを取得するとします。

    取得およびスキャンされたトレース:

    スキャンされたトレース = 100 クエリ * 75,000 トレース/時間 * 31 日 = 232,500,000 トレースのスキャン/月

    取得されたトレース = 100 クエリ * 50 トレース/クエリ * 31 日 = 155,000 トレースの取得/月

    取得およびスキャンされたトレースの総数 = 155,000 トレース + 232,500,000 トレース = 232,655,000 トレースの取得およびスキャン/月

    課金対象のトレースの取得およびスキャン = 232,655,000 トレース - 無料利用枠の 1,000,000 トレース = 231,655,000 トレースの取得およびスキャン/月

    トレースの取得とスキャンの月額料金 = 231,655,000 トレース * 0.0000005 USD = 115.82 USD/月

    X-Ray トレースの合計料金 = トレースの保存 273.25 USD + トレースのスキャンおよび取得 115.82 USD = 389.07 USD/月


    合計料金: アプリケーションシグナルと SLO 1,510.84 USD + X-Ray トレース 389.07 USD = 1,899.91 USD/月

    さらに、Synthetics と RUM (リアルユーザーモニタリング) をアプリケーションシグナルと共に使用できます。料金については、個々の料金例を参照してください。

  • 5 分ごとに 1 回実行する 5 つの Canary を作成し、Canary によって生成されたメトリクスのうち 5 つにアラームを追加してデータを 1 か月間保存すると、毎月の請求額は次のようになります。

    5 Canary * 1 時間あたり 12 実行 * 1 日 24 時間 * 1 か月 31 日 = 44,640 Canary 実行

    CloudWatch の月額料金

    Canary 実行料金 = 44,640 Canary 実行 * 1 回の Canary 実行ごとに 0.0012 USD = 1 か月あたり 53.57 USD
    1 か月あたり 5 回のアラーム = 5 * 0.10 USD = 1 か月あたり 0.50 USD
    CloudWatch の合計月額料金 = 53.57 USD + 0.50 USD = 54.07 USD

    月額追加料金

    Canary 実行ごとに AWS Lambda 関数も実行され、ログと結果が CloudWatch Logs と指定された Amazon S3 バケットに書き込まれ、CloudWatch カスタムメトリクスが作成されます。AWS LambdaAmazon S3CloudWatch LogsCloudWatch Metrics などの AWS のサービスの料金の詳細については、関連する AWS のサービスの詳細ページの料金セクションをご覧ください。

    Lambda 料金 = リクエスト料金 + 時間料金
    = 44,640 実行からのリクエスト * 1,000,000 あたり 0.2 USD + 20 秒間 * 44,640 Canary 実行 * 1 GB のメモリサイズ * 1 秒あたり 0.000016667/GB
    = 0.01 USD + 14.88 USD = 1 か月あたり 14.89 USD

    CloudWatch Logs 料金 = 収集料金 + ストレージ料金
    = 実行あたり 0.00015 GB の収集 * 44,640 実行 * GB あたり 0.5 USD + 実行あたり 0.00015 GB のストレージ * 44,640 Canary 実行 * 1 か月あたり 0.03 USD/GB
    = 3.35 USD + 0.20 USD = 1 か月あたり 3.55 USD

    S3 料金 = プットリクエスト料金 + ストレージ料金
    = 44,640 実行のプットリクエスト * 1,000 リクエストあたり 0.005 USD + 実行あたり 0.001 GB のストレージ * 44,640 Canary 実行 * 1か月 * 1 か月あたり 0.023 USD/GB
    = 0.22 USD + 1.03 USD = 1 か月あたり 1.25 USD

    CloudWatch メトリクスの料金 = 3 CloudWatch メトリクス (成功率、期間、失敗) = 3 メトリクス x メトリクスあたり 1 か月あたり 0.30 USD = 1 か月あたり 0.90 USD

    Canary スクリプトでは、executeHttpStep () および executeStep () メトリクスという追加のメトリクスを設定することができます。これらのメトリックスは、CloudWatch メトリクスのカスタム料金で課金されます。

    追加月額料金 = 14.89 USD + 3.55 USD + 1.25 USD + 0.90 USD = 1 か月あたり 20.59 USD

    合計月額料金 = 54.07 USD + 20.59 USD = 74.66 USD

    ここに表示している料金の値は、米国東部リージョンに基づいています。各リージョンの最新の料金情報については、[料金] タブをご覧ください。

  • 複合アラームは、どのタイプの CloudWatch アラームとも組み合わせることができます。メトリックアラームは、アラームごとのメトリクス数に基づいて請求されますが、複合アラームの請求は、アラームユニットごとになります。複合アラームにかかる費用は、組み合わされているメトリックアラームの数に関わらず、1 つあたり月額 0.50 USD です。

    標準解像度メトリックアラーム 4 つを組み合わせた複合アラーム 1 つを作成する場合、毎月の請求は以下のように計算されます。

    4 つの標準解像度アラーム = アラームメトリクスごとに 0.10 USD * 4 つ = 月額 0.40 USD

    複合アラーム 1 つ = 月額 0.50 USD

    CloudWatch の月額料金 = 0.40 USD + 0.50 USD = 月額 0.90 USD
     

  • Amazon S3 リクエストメトリクスによって、オペレーションの問題をすばやく特定し、措置を講じることができます。フィルターを設定できるメトリクスは 16 種類あります。共有プレフィックスやオブジェクトタグで指定することで、オブジェクトのサブセットだけをモニタリングさせることができます。フィルターにより、特定のビジネスアプリケーション、ワークフロー、社内組織に合わせてメトリクスを調整できます。メトリクスはバケットでのアクティビティに応じて生成されるため、16 種類のメトリクスすべてが毎日 1 時間ごとにパブリッシュされるとは限りません。

    たとえば、バックアップルーチンを毎日実行し、かつその実行が 1 時間以内に完了するアプリケーションを考えてみましょう。このアプリケーションでは、S3 に対して PUT リクエストだけが行われます。そのため、AllRequests、PutRequests、TotalRequestLatency、BytesUploaded といったメトリクスだけが生成され、DeleteRequests、SelectRequests、SelectReturnedBytes といったその他の操作に関するメトリクスは生成されません。例として、16 種類のうち 8 種類のメトリクスが生成されると仮定します。なお、メトリクスの詳細な一覧は Amazon S3 のドキュメントにあります。ルーチンが 1 時間のうちに始まり、完了したと仮定すると、生成されて CloudWatch にパブリッシュされるメトリクスの数は以下のようになります。

    メトリクスの総数 = 8
    パブリッシュされたメトリクスの合計時間 = 1 時間/日が 30 日 (30 日までの月と仮定) = 1 * 30 = 30 時間/月
    合計時間/月 = 30 日 * 24 時間 = 720 時間/月
    最初の 10,000 件のカスタムメトリクス@メトリクスあたり 0.30 USD = 0.30 USD * 8 (メトリクスの数) * 30 (メトリクス時間/月) / 720 (時間/月) = 0.10 USD/月

    S3 リクエストメトリクスの CloudWatch 月額料金 = 0.10 USD/月
    メトリクスの合計数が 10,000 を超えると、上記の料金表に基づいてボリューム料金が適用されます。

  • 1 か月に 100 万回呼び出される 1 つの Lambda 関数をモニタリングしている場合の料金は、次のようになります:

    CloudWatch メトリクス
    各関数についてレポートされるメトリクスの数は、事前に定義されています。どの関数も 8 つのメトリクスが報告されるように設定されています。CloudWatch メトリクスは、関数ごとに、その名前に基づいて集計されます。CloudWatch メトリクスはすべて 1 時間単位で比例配分されます。関数の呼び出しが 1 時間に 1 回未満の場合、呼び出された時間の分だけ請求されます。

    関数あたりの CloudWatch メトリクスの数 (月間)
    = 8 メトリクス x 1 (関数の数)
    = 8 CloudWatch メトリクス

    CloudWatch メトリクスの月額料金 = 0.30 USD (最初の 10,000 メトリクスにおけるメトリクスあたりのコスト) × 8 (メトリクス数) = 2.40 USD

    アカウントでメトリクスの合計が 10,000 を超えると、ボリューム料金階層が適用されます。詳細については、メトリクスの料金表をご覧ください。

    CloudWatch Logs
    関数が呼び出されるたびに 1 つのログイベントが生成されます。ログイベントのサイズは約 1.1 KB です。

    取り込む CloudWatch Logs の月間 GB = (1.1 KB/1024/1024) (GB) × 1,000,000 (月ごとの呼び出し数) = 1.05 GB/月

    ログ取り込みの月額料金 = 取り込んだログ 1.05 GB あたり 0.50 USD * CloudWatch Logs としてのパフォーマンスイベント 1.05 GB = 月額 0.52 USD

    月間 CloudWatch 料金 = 2.40 USD + 0.52 USD = 月額 2.92 USD

    最低料金やサービス使用義務はありません。関数が呼び出されない場合、支払いは発生しません。

    ここに示す料金の値は、米国東部 (バージニア北部) AWS リージョンに基づいています。お使いのリージョンの料金情報を、別途ご確認ください。

  • アプリケーションが 30 日間休まず毎日 24 時間稼働し、毎分 10,000 メトリクスを更新し、CloudWatch メトリクスストリームが、米国東部の Kinesis Data Firehose 配信ストリームを経由してパートナーの HTTP エンドポイントにデータを送信する場合、月額料金は次のようになります。

    CloudWatch Metric Streams
    メトリクス更新の合計数 = 10,000 メトリクス更新/分 x 43,200 分/月 = 432,000,000 メトリクス更新/月
    432,000,000 メトリクス更新 (1,000 メトリクス更新あたり 0.003 USD) = 1,296 USD/月
    CloudWatch の月額料金 =1,296 USD/月

    Kinesis Data Firehose
    取り込まれた Kinesis Data Firehose データ (GB/月) = 432,000,000 メトリクス更新 x 0.5 KB (メトリクス更新あたりの推定平均サイズ) / 1,048,576 KB/GB = 206 GB/月
    米国東部での Kinesis Data Firehose 料金は、最初の 500 TB/月については取り込みデータ 1 GB あたり 0.029 USD = 206 GB x 0.029 USD = 5.97 USD/月
    Kinesis Data Firehose の料金 = 5.97 USD/月

    データ出力 (Kinesis Data Firehose HTTP エンドポイントからモニタリングパートナーへ)
    9.999 TB/月まで 0.09 USD/GB (最初の GB は無料のため、料金計算から 1 GB 差し引きます) = 205 GB x 0.09 USD = 18.45 USD
    データ出力料金 = 18.45 USD/月

    合計月額料金 = 1,296 USD/月 + 5.97 USD/月 + 18.45 USD/月 = 1,320.42 USD/月

    注: ここに示す料金の値は、米国東部 (バージニア北部) AWS リージョンに基づいています。お使いのリージョンの料金情報を参照してください。

  • 例えば、1 つのトラフィック分割キャンペーンを実行して、100% のサンプリングレートで 1 か月あたり合計 200,000 ページビューのユーザートラフィックに対して 2 つの機能 (古いバージョンと新しいバージョン) を提供するとします。分析する必要はありません。アプリケーションは、ページビューごとに 1 つの割り当てイベントを生成します。この場合、割り当ては、どのユーザーにどの機能が表示されるか (つまり、トラフィック分割) を決定する Evidently API コールです。料金は次のようになります。

    Evidently イベントの料金
    Evidently イベント (割り当て) の総数= 200,000 ビュー * 1 ページビューあたりの Evidently イベント = 200,000 Evidently イベント
    200,000 の Evidently 割り当てイベント @ 100 万 Evidently イベント あたり 5 USD = 1.00 USD

    CloudWatch Evidently の月額料金 = 1.00 USD

  • 100% のサンプリングレートで月間合計 200,000 ページビューのユーザートラフィックに対して、それぞれ 2 つの機能バリエーションを提供する 2 回の起動を実行するとします。各データイベントから生成される 3 つのメトリクス (つまり、3 つのルールの一致) をモニタリングする必要があります。アプリケーションは、ページビューごとに 1 つの割り当てイベントを生成します。この場合、割り当ては、どのユーザーにどの機能が表示されるかを決定する Evidently API コールです (トラフィック分割)。また、ページビューごとに 2 つのデータイベント (ユーザークリックなど) を生成します。料金は次のようになります。

    Evidently イベントの料金
    割り当ての場合、Evidently イベントの数 = 200,000 ビュー * 1 Evidently イベント/ページビュー * 2 回の起動 = 400,000 Evidently イベント
    データイベントの場合、Evidently イベントの数 = 200,000 ビュー * 2 Evidently イベント/ページビュー = 400,000 データ Evidently イベント
    Evidently イベントの合計 = Evidently 割り当てイベント + Evidently データイベント = 400,000 + 400,000 = 800,000
    800,000 Evidently イベント @ 100 万 Evidently イベント あたり 5 USD = 4.00 USD

    Evidently 分析ユニットの料金
    Evidently メトリクスの数 = 2 回の起動 * 3 メトリクス = 6 メトリクス
    Evidently 分析ユニットの数 = 6 メトリクス * 400,000 Evidently データイベント = 2,400,000
    分析料金 = 2,400,000 Evidently 分析ユニット @ 100 万 Evidently 分析ユニット あたり 7.50 USD = 18.00 USD

    CloudWatch Evidently の月額料金 = イベント料金 + 分析料金 = 4.00 USD + 18.00 USD = 22.00 USD

    CloudWatch メトリクス料金 = 12 メトリクス * 0.30 USD = 3.60 USD
    (CloudWatch メトリクスはバリエーションごと – 6 Evidently メトリクス * 2 バリエーション)

  • 100% のサンプリングレートで月間合計 200,000 ページビューのユーザートラフィックに対して、それぞれ 2 つの機能バリエーションを提供する 2 回の起動と 3 つの実験を実行するとします。各データイベントから生成される 3 つのメトリクス (つまり、3 つのルールの一致) をモニタリングする必要があります。アプリケーションは、ページビューごとに 1 つの割り当てイベントを生成します。この場合、割り当ては、どのユーザーにどの機能が表示されるかを示す Evidently API コールです (トラフィック分割)。また、ページビューごとに 2 つのデータイベント (ユーザークリックなど) を生成します。料金は次のようになります。

    Evidently イベントの料金
    割り当ての場合、Evidently イベントの数 = 200,000 ビュー * 1 Evidently イベント/ページビュー * (2 回の起動 + 3 回の実験) = 1,000,000 Evidently イベント
    データイベントの場合、Evidently イベントの数 = 200,000 ビュー * 2 Evidently イベント/ページビュー = 400,000 データ Evidently イベント
    Evidently イベントの合計 = 1,000,000 Evidently イベント (割り当て) + 400,000 Evidently イベント (データ) = 1,400,000
    1,400,000 Evidently イベント @ 100 万 Evidently イベント あたり 5 USD = 7.00 USD

    Evidently 分析ユニットの料金
    Evidently メトリクスの数 = (2 回の起動 + 3 回の実験) * 3 メトリクス = 15 メトリクス
    Evidently 分析ユニットの数 = 15 メトリクス * 400,000 Evidently データイベント = 6,000,000
    分析料金 = 6,000,000 Evidently 分析ユニット @ 100 万 Evidently 分析ユニット あたり 7.50 USD = 45.00 USD

    CloudWatch Evidently 月額料金 = イベント料金 + 分析料金 = 7.00 USD + 45.00 USD = 52.00 USD

    CloudWatch メトリクス料金 = 30 メトリクス * 0.30 USD = 9.00 USD
    (CloudWatch メトリクスはバリエーションごと – 15 Evidently メトリクス * 2 バリエーション)

  • アプリケーションに 1 か月に 500,000 回のアクセスがあり、20 件のデータイベント (1 件の開始イベント、1 件のページビューイベント、10 件のパフォーマンスイベント (3 件のウェブバイタル、1 件のペイント、1 件のナビゲーション、5 件のリソースのロード)、およびアクセスごとに 8 件のエラー) があるページ読み込みパフォーマンスとエラーを 100% サンプリングで CloudWatch RUM イベントとして収集する場合、料金は次のようになります。

    RUM データイベントの総数 = 20 データイベント/訪問 * 500,000 訪問 = 10,000,000 データイベント
    10,000,000 RUM データイベントの料金 @ 100,000 データイベントあたり 1 USD = 10,000,000 * 1 USD/100,000 = 100 USD

    CloudWatch RUM データイベント月額料金 = 100 USD/月

  • CloudWatch コンソールを介して Metrics Insights クエリを実行する場合、料金は発生しません。

    AWS CLI、SDK、または AWS CloudFormation を使用してプログラムで Metrics Insights クエリを実行すると、結果の出力方法に関係なく、分析されたメトリクスの数に基づいてクエリの料金が発生します。

    アカウントに 1,000,000 メトリクスがあり、分析に 1,500 メトリクスを選択するクエリを実行し、その分析で結果に 10 時系列が返される場合、料金は次のようになります。

    クエリ料金 = 1,500 メトリクス分析 × 1,000 メトリクス分析あたり 0.01 USD = 0.015 USD

    アカウントに 5,000,000 メトリクスがあり、分析に 100 メトリクスを選択するクエリを実行し、その分析で結果に 1 時系列のみが返される場合、料金は次のようになります。

    クエリ料金 = 100 メトリクス分析 * 0.01 USD / 1,000 メトリクス分析 = 0.001 USD

  • AWS では、休みなく毎日 24 時間、数ヶ月間稼働するアプリケーションを構築し、自動スケーリングされた EC2 インスタンスを使用します。EC2 インスタンスを Metrics Insights クエリでモニタリングし、EC2 インスタンス全体の CPU 使用率の平均が80% のしきい値を超えたらアラートが表示されます。

    7 月、お客様のアプリケーションは一貫して 3 つのインスタンスを使用しています。

    8 月の場合、アプリケーションは 8 月 16 日 00:00 UTC に 4 インスタンスにスケールアップし、月末まで 4 インスタンスを使用し続けることになります。

    アラームの月額費用を計算する場合
    7 月 (31 日の月) は、毎日継続してアラームを使用します。この数式は、Metrics Insights のクエリで 3 つの指標から平均値を取得し、標準解像度のアラームの月額料金を計算する方法を示しています。

    1 (アラーム) × 3 (Metrics Insights クエリで分析したメトリクス数 ) × 0.10 USD (アラームごとに分析したメトリクスあたりの料金) = 0.30 USD

    このアラームの 7 月分の料金は合計 0.30 USD です。

    アラームの月の日割り料金を算出するには
    8月 (31 日の月) は、毎日継続してアラームを使用します。この数式は、標準解像度のアラームで、Metrics Insights のクエリで 3 つのメトリクスから平均値を 15 日間取得し、Metrics Insights のクエリで 4 つのメトリクスから平均値を 16 日間取得する場合の月額料金の計算方法を示しています。

    360 時間 (1 日目の 00:00 UTC から 15 日目の 23:59 UTC まで)、標準解像度のアラームが Metrics Insights クエリーを介して 3 つのメトリクスから平均値を評価する場合、その期間の料金は次のとおりです。

    1 (アラーム) × 3 (Metrics Insights クエリで分析したメトリクス数) × 360/744 (月の時間数で按分) × 0.10 USD (アラームごとに分析したメトリクスあたりの料金) = 0.15 USD

    384 時間 (16 日 00:00 UTC から 31 日 23:59 UTC まで)、標準解像度のアラームが Metrics Insights クエリーを介して 4 つのメトリクスから平均値を評価する場合、その期間の料金は次のとおりです。

    1 (アラーム) ×4 (Metrics Insights クエリで分析したメトリクス数) × 384/744 (月の時間数で按分) × 0.10 USD (アラームごとに分析したメトリクスあたりの料金) = 0.21 USD

    このアラームの 8 月分の料金は、0.15 USD + 0.21 USD = 0.36 USD です。

    Metrics Insight クエリーを使用するかどうかにかかわらず、すべてのアラーム料金は日割りで計算されることにご注意ください。同じ日割り計算ロジックを適用して、月内に作成、削除、またはメトリクスの追加や削除のために変更されたアラームの料金を予測することができます。
     

  • 45,000 の都市ネットワークをモニタリングするモニターに、CloudFront ディストリビューションを 10、仮想プライベートクラウド (VPC) を 20 追加した場合の料金は次のとおりです。

    1. モニタリング対象リソース料金:
      モニタリング対象リソース総数 = 10 の CloudFront ディストリビューション + 20 VPC = 30
      30 のモニタリング対象リソース (モニタリング対象リソースあたり 0.01 USD/時間) = 30 × 0.01 USD = 0.30 USD/時間
    2. モニタリング対象都市ネットワーク料金:
      モニタリング対象都市ネットワーク総数= 45,000、最初の 100 都市ネットワーク= 0 USD
      1 ヶ月あたりの都市ネットワーク監視時間合計 = 45,000 /時間730 時間/月 = 32,850,000 都市ネットワーク時間/月
      1 時間あたり最初の 100 都市ネットワーク、1 ヶ月あたりの合計 (毎月定額) = 74,000 都市ネットワーク時間/月
      総請求都市ネットワーク時間/月 = 32,850,000 都市ネットワーク時間/月 - 74,000 都市ネットワーク時間/月 = 32,776,000 都市ネットワーク時間/月
      32,776,000 都市ネットワーク時間/月 (10,000 都市ネットワークあたり 0.74 USD/時間
      ) = 32,776,000 × 0.000074 USD = 2425.42 USD/月
    3. CloudWatch Logs の料金:
      45,000 都市ネットワークのうち、Internet Monitor が CloudWatch Logs を公開するのは上位 500 都市ネットワークのみで、1 日あたりのログデータ量は 500 MB 未満、すなわち (500 MB × 30) = 15 GB/月のデータ量になります。無料対象 (例: 5 GB) を除外すると、課金される残りのログデータは 10 GB (15 GB ‐ 5 GB) となります。仮に 1 GB あたりの料金が 0.50 USD/月と妥当な例であれば、CloudWatch Logs の月額料金は 0.50 USD * 10 GB = 5 USD/月未満となります。

     

  • この例では、AWS 上のワークロード、およびハイブリッド環境内とマルチクラウド環境内のワークロードを処理するアプリケーションがあります。場所に関係なく、すべてのワークロードについて、メトリクス、ダッシュボード表示、アラームを 1 つの場所に統合したいと考えています。

    CloudWatch アラームの月額料金

    1.AWS メトリクス
    AWS でのメトリクスをモニタリングするアラームを作成します。この計算については、アラームに関連する他の料金の例を参照してください。

    2.オンプレミスメトリクス
    オンプレミスのワークロードから 15 のメトリクスをモニタリングするアラームを作成します。各アラームは、オンプレミスワークロードまたは他のクラウドワークロードの個々のメトリクスを参照します。料金は次のとおりです。15 アラーム * 1 メトリクス/アラーム * 0.10 USD/アラームメトリクス = 1.50 USD/月。

    3.その他のクラウドメトリクス
    他のクラウドメトリクスのアラームは、オンプレミスのメトリクスとまったく同じ方法で課金されます。
    他のクラウドワークロードからの 15 のメトリクスをモニタリングするアラームを作成した場合、CloudWatch の料金は上記と同じ、1 か月あたり 1.50 USD になります。

    API からメトリクスをクエリすると、他のクラウドベンダーから直接追加料金がかかる場合があります。

    CloudWatch ダッシュボードの月額料金

    45 件の CloudWatch メトリクス、オンプレミスメトリクスの 5 回のクエリ、その他のクラウドメトリクスの 5 回のクエリを参照するカスタムダッシュボードを作成します。ダッシュボードは 45 + 5 +5 = 55 件のメトリクスを参照するため、無料利用枠の対象にはなりません。料金は次のとおりです。3 USD/カスタムダッシュボード = 3 USD/月。


    月額追加料金

    1.アラームに対する Lambda 実行に関する追加料金

    各データソースクエリは AWS Lambda 関数によって操作されます。ダッシュボードでデータを可視化する際や、アラームの評価をするたびに、AWS Lambda 関数が自動的に実行されて必要なデータを取得するため、AWS Lambda の料金に応じたコストが発生する可能性があります。以下の例は AWS Lambda 無料利用枠を考慮していないことに注意してください。

    Lambda 料金 = リクエスト料金 + 時間料金
    標準アラームは 1 分ごとに評価され、31 日の月には 44,640 回評価されます。オンプレミスのメトリクスに対してそれぞれ 1 回のデータソースクエリを行う 15 個のアラームと、別のクラウドに対してそれぞれ 1 回のデータソースクエリを行う 15 個のアラーム、つまり (15 * 1) + (15 * 1) = 30 クエリがあるとします。
    アラームを評価すると、44,640 回の評価* 30 回のクエリ = 1,339,200 回の Lambda 実行が発生します。
    平均実行時間を 1 秒と仮定すると、アラームによって発生する料金は次のようになります。
    1,339,200 Lambda 実行 * 0.2 USD / 1,000,000 リクエスト + 1 秒の所要時間 * 1,339,200 Lambda 実行 * 1 GB メモリサイズ * 0.0000166667 USD/GB 秒 = 0.27 USD + 22.32 USD = 22.59 USD/月。

    2.ダッシュボードでの Lambda 実行の追加料金

    ダッシュボードでの可視化では、次のことを前提としています。

    * ダッシュボードを 1 日に 20 回更新する
    * 可視化はアラームよりも複雑なクエリを利用しており、クエリの平均実行時間は 3 秒

    ダッシュボードでデータを可視化したときに発生するのは、10 クエリ * 20 回/日 * 31 日 = 6,200 回/月の Lambda 実行

    ダッシュボードによって発生する AWS Lambda 料金は次のとおりです。
    6,200 Lambda 実行 * 0.2 USD /1,000,000 リクエスト + 3 秒の所要時間 * 6,200 Lambda 実行 * 1 GB のメモリサイズ * 0.000016667 USD/GB 秒 = 0.00 USD + 0.31 USD = 0.31 USD/月。

    追加月額料金 = 22.59 USD + 0.31 USD = 22.90 USD/月

    月額料金の合計 = 1.50 USD + 1.50 USD +3 USD + 22.90 USD = 28.90 USD/月

     

  • あなたが CloudWatch Network Monitor を使用して取引アプリケーションのパフォーマンスをモニタリングしたいと考えている金融機関を想像してみてください。耐障害性のために、アプリケーションを 3 つのアベイラビリティーゾーンに分散し、3 つのサブネットにマッピングしました。インフラストラクチャは、冗長な AWS Direct Connect リンクを介して 8 つのオンプレミス IP アドレスに接続します。30 日間の無料試用期間の終了時に、米国東部 (バージニア北部) でハイブリッド向け CloudWatch Network Monitor を使用する場合の最初の月額請求額は次のように計算されます。

    1.モニタリング対象リソース料金:


    30 日間 * 24 時間 = 720 時間
    VPC サブネットの総数: 3
    各 VPC サブネットからアクセスできるオンプレミス送信先の総数: 8
    最初の 4 つの宛先に 3 つの VPC サブネットをモニタリング対象リソースあたり 1 時間あたり 0.10 USD = 3 × 720 時間* 0.10 USD = 1 か月あたり 216 USD


    2 を掛けて目的地を 8 つ計算すると、216 USD x 2 = 1 か月あたり 432 USD になります。


    2.CloudWatch メトリクスの料金:


    各プローブについて、ネットワークモニターは 3 つの CloudWatch メトリクスを送信します
    監視対象プローブの数: 3 つのサブネット x 8 つの宛先 IP アドレス = 24 プローブ
    メトリクスの総数: 24 プローブ x プローブあたり 3 メトリクス = 72 メトリクス
    メトリクスの CloudWatch 料金合計: 72 メトリクス x 0.30 USD/メトリクス/月 = 21.60 USD/月

    この例の CloudWatch Network Monitor の合計料金: 438 USD + 21.60 USD = 459.60 USD/月

  • 詳細メトリクスが有効になっている API Gateway エンドポイントには、prod というステージにデプロイされた /devices と /authenticate という 2 つのリソースがあります。これらのリソースはそれぞれ、DELETE、POST、OPTIONS、GET のいずれかのメソッドを使用します。

    デフォルトでは、API Gateway は API ごとに 4XXError、5XXError、CacheHitCount、CacheMissCount、Count、IntegrationLatency、Latency を発行します。API Gateway の詳細メトリクスが有効になると、上記のすべてのメトリクスとディメンション (ApiName、メソッド、リソース、ステージ) が CloudWatch に送信されます。

    すべてのメトリクスが送信されるわけではないことに留意してください。例えば、エラーがない場合、4XXError または 5XXError が表示されない場合があります。

    • リソース数 = 2 (デバイスと認証)
    • メソッド数 = 4 (DELETE、POST、OPTIONS、GET)
    • ステージ数 = 1 (prod)
    • 発行されたメトリクス (Count、IntegrationLatency、Latency、5xx、4xx) = 5

    生成されたメトリクスの合計数:
    = メソッド (DELETE、POST、OPTIONS、GET) x リソース (認証とデバイス) x ステージ (prod) x メトリクス (Count、IntegrationLatency、Latency、5xx、4xx)

    = 2 x 4 x 1 x 5 = 40

    メトリクスごとに 1 か月あたり 0.30 USD が課金され、最大コストは 40 x 0.3 = 12 USD/月になります。

    メトリクスの合計数が 10,000 を超えると、ボリューム料金階層が適用されます。詳細については、メトリクスの料金をご覧ください。
     

料金に関するその他のリソース

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