API コールまたは DNS クエリを介してリソースを検出する
Cloud Mapでは、AWS SDK や API コール、DNS クエリを介して、アプリケーションでどのようなウェブサービスも検出できます。Cloud Map は DNS を介して、IP アドレスや IPv4 または IPv6 のいずれかを使用する IP アドレスとポート番号の組からそのリソースの場所を取得します。検出 API を使用すると、Cloud Map は IP アドレスとポート番号の組だけでなく、URL や ARN を返すこともできます。
シンプルなサービスネーミング
AWS Cloud Map では、アプリケーション内のサービスに扱いやすいカスタム名を定義できます。これには、Amazon Elastic Container Service (ECS) のタスク、Amazon EC2 インスタンス、Amazon S3 バケット、Amazon DynamoDB テーブル、Amazon Simple Queue Service (SQS) キュー、ならびにその他のクラウドリソースが含まれます。
カスタム属性の割り当て
Cloud Map では、各リソースに場所やデプロイステージなどのカスタム属性を定義できます。これにより、さまざまなリージョンや環境でデプロイをカスタマイズできます。
アクセスコントロール
Cloud Map はAWS Identity and Access Management (IAM)と統合され、認証されたサービスのみがレジストリ内でリソースを検出でき、これらのリソースの場所と認証情報を取得できるようにします。
自動ヘルスチェック
Amazon Route 53 ヘルスチェックは、検出クエリにおいて正常なエンドポイントのみが返されるようにします。これにより、Cloud Map には正常なリソースの最新レジストリが常にあるようになります。
AWS Container Serviceとの密接な統合
Amazon Elastic Container Service (ECS)またはAmazon Elastic Service for Kubernetes (EKS)によって管理されるサービスとタスクは、Cloud Map で自動的に登録、更新されます。ECS がサービスのためのタスクを開始すると、それらのタスクは自動的にリソースとして Cloud Map に登録され、5 秒以内に検出可能になります。
敏速な変更の伝播
API ベースの検出を使用する際、更新されたリソースの場所と属性は 5 秒以内に取得できるようになります。
完全マネージド型
AWS Cloud Map を使うことで、独自のサービス検出ツールやソフトウェアを、設定、更新、管理する必要がなくなります。