ポジション名:ML Engineer(兼 Group Lead )
社歴:約 3 年(インタビュー当時)

医学部で医師免許を取得し、その後情報系の大学院で修士号・博士号を取得後、2022 年 4 月に新卒として入社しました。大学院では主にML(機械学習)アルゴリズムについて研究しており、現職ではその経験を活かしてお客様のデータ分析や、ML インフラストラクチャの構築を支援してきました。また、昨今では生成 AI の業務活用に関連するご支援が増えてきているため、最新の論文を読んで再現実装を試みることもあり、そのような場面でも大学院時代の経験が役立っています。

「 IT インフラに裏付けられた ML 活用を推進できる ML コンサルタント」になることを目指して入社を決断しました。
博士課程まで数年にわたってアカデミアで ML アルゴリズムの研究に従事してきましたが、その中で徐々に「新しい ML 技術を研究・開発すること」から「 ML を手段として使うことで現実世界のビジネスを成長させること」に興味の対象が移り変わってきたことを感じ、ML コンサルタントとしてのキャリアを模索しました。
特に、「 ML モデルはそれそのものに価値があるのではなく、実業務から生まれるデータを効果的に収集して入力し、出力を意思決定に活かすことができてはじめて価値を出せる」という信念を持っていたため、業務データを扱うためのクラウドインフラストラクチャの設計構築から、ML モデルの構築と学習、意思決定のための業務アプリケーション開発まで一貫してご支援できる Professional Services で働くことを決断しました。

この 1 年は、生成 AI をお客様のビジネスプロセスに適用して業務効率を改善していくためのご支援を中心に活動してきました。とは言え生成 AI ありきでその適用先を探すのではなく、お客様の業務フローを丁寧にヒアリングし、適材適所に生成 AI を適用することで、お客様が抱えている課題を総合的に解決できるソリューションをご提案・ご提供することを心がけています。
また先日、生成 AI をはじめとする先端技術を活用したご支援を専門的に担当するチームの Group Lead に着任し、自分自身でもお客様へのご支援を続ける傍ら、チームとしての価値を最大化するための戦略策定や、メンバー個々人のキャリア観も踏まえたアサイン調整等のマネジメント業務も担当しています。

Professional Services のご支援の基本的な考え方は伴走支援です。お客様の課題に寄り添い、one team として解決に向けたアクションを考えることが求められますし、この仕事の最も面白い部分であると感じています。お客様の価値につながると信じる理由さえあれば、どんな新しいアイデアにも挑戦させてもらえる組織文化が定着していることも魅力のひとつです。
また、最近では Group Lead として、新たに新卒で入社したメンバーのメンタリングなどにも関わっており、組織としての将来像を思い描きながら日々の業務に取り組むことにやりがいを感じています。